第18号 あたらしいものをとり入れる前にすべきこと
第18号 あたらしいものをとり入れる前にすべきこと
情報であっても、物であっても、
あたらしくとり入れたいものがあるならば
先にしなければいけないことがある
それは入手前に、
そのスペースを充分に空けておくこと
例えば
①衣類や本を購入する場合、入手前に収納スペースを空けておく
②スケジュールを入れる場合、時間というスペースを空けておく
③あらたな情報を取り込む場合、頭の中(脳内メモリ)を空けておく
等々といったこと
①の場合
収納スペースを空ける前に入手してしまうと
置き場に収まらず物があふれ出ることに
結果、美観が崩れストレスの原因になったりする
②の場合
充分な時間を確保せず、新たな予定を入れてしまうと
窮屈すぎることからパフォーマンスが発揮できなかったり
相手に迷惑をかけてしまうことも
*時間効率を考え、敢えて詰め込む場合もあるが
③の場合
頭の中が他の情報でいっぱい、
または整理されていない状況であらたな情報をとり込もうとしても
充分吸収できず、せっかくの情報(チャンス)を生かすことができない
先日ある雑誌に
身の周りを片付ける際の手順が書かれていた
①捨てる
↓
②整理整頓
↓
③掃除
これに、
あらたなものをとり入れる
を付け加えると、
①捨てる(=スペース空ける)
↓
②整理整頓
↓
③掃除
↓
④あらたなものをとり入れる
常に①〜③をおこない続け、
いつでも④を迎え入れられるよう準備しておく必要がある
*手順が異なると、効率、パフォーマンスが落ちる
新しいスペースをつくって風通しを良くする
そうしなければ新しいものが入ってこない
『原因と結果の法則』の著者ジェームズ・アレンが残したこんな言葉がある
古い悪習慣の扉を閉めることは、新しい良い習慣の扉を開けることになります
古いものを手放すことで、新しいものをとり入れることができます
本日の教訓
何かを捨てることで、何かが入ってくる
だからまず捨てる(=スペースを空ける)
あらたなものをとり入れる準備を常に怠らない
(2019.1.31)