名前を覚える

第14号 名前を覚える

 

今まで無意識でできなかったこと、
それが自分にとって不要なことであれば取り組む必要はないが、
自分にとって必要かつ重要な(人生を豊かにしてくれる)ものであれば、
意識にあげて、なんとしてでも習得したいもの


人間生きていく上で、決定的に重要なものの一つに

『人間関係(=コミュニケーション)』

があり、このブログでも数回取り上げており、
今後も取り上げ続けるであろう重要テーマ


12号にも書いた
コミュニケーションの質の向上をはかるため(人間関係を積み上げていく)
常々意識していることは下記のようなこと

・まずそこを目指す(意識する、目標を立てる)
・相手に興味関心を持つ(好きになる)
・調べる
・話を聴く(聴く割合7 対 話す割合3)
・質問する
・お役に立つことを考える
・価値を渡す


上記に加え、

相手の

『名前を覚える』

ことがとても大事、かつ効果的であったりする


以下、 D・カーネギーの人を動かす、
から、なるほど!と思う部分を抜粋させていただく


(ここから)

人間は他人の名前などいっこうに気にとめないが、
自分の名前になると大いに関心を持つものだ
自分の名前を覚えていて、それを呼んでくれるということは、
まことに気分のいいもので、つまらぬお世辞よりもよほど効果がある


冷たい会社を温かくするには、一つの方法がある
人の名前を覚えることだ
重役たちの中には名前が覚えられないという人もいるが、
つまりは重要な仕事が覚えられない、
すなわち仕事の基礎ができていないことを告白しているのだ


人間は自分の名に非常な誇りを持っているもので、
何とかそれを後世に残そうとする


フランクリン・ル ーズヴェルトは、
人に好かれる一番簡単で、わかりきった、しかも一番大切な方法は、
相手の名前を覚え、相手に重要感を持たせることだということを知っていたのである
ところで、それを知っている人が、世の中に何人いるだろうか?
初対面の人に紹介され、二、三分間しゃべり、さて、さようならをする時になって、
相手の名を思い出せない場合がよくあるものだ
有権者の名前を覚えること ─ ─それが、政治的手腕というものである
それを忘れることは、すなわち、忘れられることである 」
─ ─これは、政治家の最初に学ぶべきことである
他人の名前を覚えることは、
商売や社交にも政治の場合と同じように大切である


人に好かれる原則
名前は、当人にとって、最も快い、最も大切な響きを持つ言葉であることを忘れない

(ここまで)


決して難易度の高いおこないではないが、大きな効果が期待でき、
そして多くの人はこの効果に気づいていない


今後、
①名前を覚える
②特徴もセットで覚える
③会話の中で意識的に名前をはさむ
 ↓
親近感が醸成され、
人間関係の質が向上する

今後、意識して実践していく
(2019.1.27)