有言実行

8号 有言実行


『有言実行』
という言葉がある

発言したことを責任をもって実践すること、
という意味で一般的には理解されている

 


それに対し、

不言実行

言葉には出さないが、自分でやると決めたことを実践すること


言葉に出す出さないかの違いこそあれ、


どちらも

”やる”

という意味である

 

それに対して

有言不実行
不言不実行

という言葉があるかどうかはわからないが、


ともに、

”やらない”

という解釈になる

 

4つの言葉を整理しなおしてみると、

①有言実行  約束する、やる
不言実行  約束しない、やる
③有言不実行 約束する、やらない
④不言不実行 約束しない、やらない


①〜④、状況によっても異なるので、
どれがよくてどれがいけない、ということは一概にはいえないが、
③については約束を守らない訳だから、これを頻発すると
周囲からの信用を落としかねないので注意が必要だ

 

では④は、実践なしでも誰にも約束してないから問題なし
といえばそうではなく、自身の成長を考えると、
実践(アウトプット)無くして成長は困難なため
逓増人生を目指す私の定義によれば、これもまたよろしくない

 

では①②について

自身の成長を見据え、
可能な限りの実行(アウトプット)を心がけていきたい

誰にも言わず、強い意志で実行し続けることができるのであれば
②でも構わないが、
内容によっては言葉に出すことで、
衆人環視の力を借り、逃げられないよう自分を縛って
アウトプットを積み重ねていく必要がある


ただ①を目指すも、消化不良を起こし、
結果的に③を連発してしまってもそれも具合が悪い

また実践するも、取り組みに時間がかかり過ぎ、
自分と周囲の期待(イメージ)差がありすぎてもよろしくない
*相手のイメージに対し、遅い方で差が開きすぎると③に近づき、
逆に早い方でギャップが生じれば生じるほど(ある程度の質を伴う必要あるが)、
相手の期待値を越えることができる


①有言実行  約束する、やる
不言実行  約束しない、やる

いずれにしても
周囲の役に立ち、自身の成長に繋がると決めたことをやる


①の精度向上を目指しつつ
PDCAサイクルを回しながら
自分の必勝パターンを作り上げていく
(2019.1.21)