第20号 重要感を与える

第20号 重要感を与える


このテーマについて記述するにあたり、
事あるたびに繰り返し読み続けている
「人を動かす」(D・カーネギー)から
私自身の無意識的無能と思われる部分を抜粋する

 

(ここから)

人間の行為に関して、重要な法則が一つある
それは、
「常に相手に重要感を持たせること」
人間性の根元をなすものは、他人に認められたいという願望
ウィリアム・ジェイムズ
人類の文明も、人間のこの願望によって進展してきた

「すべての人にせられんと思うことは人にもまたそのごとくせよ」
イエス・キリスト

人間は、誰でも周囲の者に認めてもらいたいと願っている
自分の真価を認めてほしいのだ
小さいながらも 、自分の世界では自分が重要な存在だと感じたいのだ
見えすいたお世辞は聞きたくないが 、心からの賞賛には飢えている

〝心から認め 、惜しみなくほめ 〟られたいと 、私たちは 、皆そう思っているのだ
(チャ ールズ ・シュワッブ)
だから 、あの 〝黄金律 〟に従って 、
人にしてもらいたいことを 、人にしてやろうではないか

では 、それを 、どういう具合に 、いつ 、どこでやるか ?
いつでも 、どこででも 、やってみることだ

心からの賞賛には 、はかり知れない威力がある
人間は 、ほとんど例外なく 、自分を重要な存在だと思っている
世界中どこの国の人間でも 、そう思っているのだ
自分は重要な存在なのだと思うように仕向けてくれる人が誰かいたら 、
おそらく大勢の人の人生が変わるのではないかと思われる

人は誰でも他人より何らかの点で優れていると思っている
だから 、相手の心を確実につかむ方法は 、
相手が相手なりの世界で重要な人物であることを率直に認め 、
そのことをうまく相手に悟らせることだ

心から感心することができるものを見つけようと家の中を見まわした 。
わずかな賞賛の言葉にも飢えていたのだ 。

今でも私は機会あるごとに彼女の働きぶりに謝意を表わし 、
彼女が私とレストランにとってどれほど重要な存在か 、
彼女自身 、悟ってくれるように仕向けている

「人と話をする時は 、その人自身のことを話題にせよ
そうすれば 、相手は何時間でもこちらの話を聞いてくれる 」
(ディズレーリ)


(ここまで)

 

第7号で記述した箇所と重複する箇所もあるが、
さらに抜粋し、まとめてみると

(ここから)

・常に相手に重要感を持たせること
・自分がしてもらいたいことは相手にもする
・人間は、誰でも周囲の者に認められたいと願っている
・自分の真価を認めてほしい
・小さいながらも、自分の世界では自分が重要な存在だと感じたい
・人は心からの賞賛に飢えている
・それを、どういう具合に、いつ、どこでやるか?
 いつでも、どこでも、やってみることだ
・心からの賞賛には、はかり知れない威力がある
・人間は、自分を重要な存在だと、ほぼ例外なくそう思っている
・自分は重要な存在だと思うよう仕向けてくれる人がいたら大勢の人の人生が変わる
・相手の心を確実につかむ方法は、
 相手が相手なりの世界で重要な人物であることを素直に認め、
 そのことをうまく相手に悟らせること
・心から感心できることを探し出す
・人はわずかな賞賛の言葉にも飢えている
・機会あるごとに謝意を表わし、どれほど重要な存在か、
 相手自身、悟ってくれるように仕向ける
・「人と話をする時は、その人自身のことを話題にせよ
  そうすれば、相手は何時間でもこちらの話を聞いてくれる」

(ここまで)


【本日の教訓】
賞賛の原則を意識し、習得する
その逆をやらない
(2019.2.2)